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筋力トレーニングで身体は仕上がらない? パフォーマンス低下を招く意外な盲点
こんにちは。
広島のスポーツ整体フィジカルデザインの井上です。
今回は、「筋力トレーニングで身体は仕上がらない?パフォーマンス低下を招く意外な盲点」についてお話しします。
筋力トレーニングといえば、「強くなるために必要不可欠」と考える方が多いかもしれません。
特に学生アスリートの中には、日々ウエイトトレーニングに取り組んでいる選手も少なくないでしょう。
しかし実は、筋トレをしただけで「身体が仕上がった」と思い込むことは非常に危険です。
筋トレによる疲労の積み重ねで、適切に動けていない学生の方が多数みられています。
パフォーマンス向上のつもりで行っているトレーニングが、かえって技術や動作スピードの低下につながっているケースがあるのです。
ウエイトトレーニングが「逆効果」になる理由
ウエイトトレーニングは、確かに筋力を高めるためには有効な手段です。
ですが、競技に必要な動きとは大きく異なる刺激が入ることを忘れてはいけません。
特に注意が必要なのは
トレーニング後のメンテナンスを行わないまま、練習や試合に臨んでいるケースです。
このような状態では
● 筋肉の緊張や張りが抜けず、関節の動きが制限される
● 身体全体の連動性が損なわれる
● 技術を発揮するうえで必要なスピードやしなやかさが失われる
● 筋力に頼った動きが生じる
といった現象が起こり、結果的に「動けるはずなのに、なぜか動きにキレがない」という状況に陥ります。
これらはまさに、筋トレによる刺激が「競技に必要な動きの妨げ」となっているサインともいえます。
本人は気づかぬうちに、パフォーマンスが低下していることも多く、「なんとなく調子が悪い」状態が続く原因にもなります。
パフォーマンスを高めるには「整える力」が必要
本来、筋力トレーニングは目的ではなく、パフォーマンス向上のための“手段”のひとつであるべきです。
その効果を最大限に引き出すには、トレーニング後の身体を整えるケアが不可欠です。
当院では、学生アスリートを中心に
● トレーニング後の筋肉の状態チェック
● 身体の連動性を取り戻す整体アプローチ
● 体幹の安定性と関節の動きを整えるコンディショニング
などを通して、「鍛えた筋肉を使いこなせる身体づくり」をサポートしています。
まとめ:筋トレで仕上がるのは“筋肉”であって“カラダ”ではない
筋力トレーニングだけでは、競技パフォーマンスは仕上がりません。
むしろ、筋肉の使い方やタイミングを誤ることで動きの質を落としてしまうこともあるのです。
「動ける身体」をつくるには、鍛えるだけでなく、整える・感じる・連動させるという視点が欠かせません。
ウエイトトレーニングをしているのに「思ったように動けない」と感じている学生アスリートの方へ。
その原因、“鍛えすぎ”ではなく“整えていない”ことかもしれません。
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