指導者からの質問と回答【30問】 練習・トレーニングに関して
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【Q1〜5:育成・練習設計】

Q1. 中高生にはどんな練習が適していますか?
A1. 中学生では、正しい身体の使い方を身につけることが重要です。多様な動きの経験があるとケガ予防にもつながります。また、スポーツ競技を行うには技術的な知識の指導が必要になります。
Q2. 練習量が多ければ成長しますか?
A2. 疲労が積み重なり、試合で本来のパフォーマンスを発揮できていないチームが多いです。技術的な知識と練習の質が重要です。目的を持った練習と、適切な休養のバランスが成長を加速させます。
Q3. どれくらい休ませればいいですか?
A3. 週に1〜2日は原則「練習は完全オフ」を設けるのが理想です。オフの日は「技術的・戦略的」な学習や、ストレッチなどしっかりとメンテナンスを行い疲労回復することもトレーニングの一環と捉えてください。
Q4. 試合前はどんな練習が良いですか?
A4. 負荷は徐々に軽めにしていき、技術的な動きの確認や成功体験を積むメニューが有効です。身体的にも精神的にも「余裕」を持たせることがカギです。
Q5. 成長期の子どもに筋トレは必要ですか?
A5. 自重で行い、適切なフォームを学習し実践できることが必要です。過度な筋疲労を残さず正しい方法で行えば筋トレは有効です。
【Q6〜10:ケガ・コンディション】
Q6. ケガが多くて悩んでいます。対策は?
A6. 疲労の蓄積による柔軟性の低下、バランスの不良などが考えられます。毎日のストレッチをはじめ、ウォーミングアップ・クールダウンの徹底、日頃から柔軟性を意識させるなど、練習以外のメンテナンスの質がポイントになります。
Q7. 練習中に選手が痛みを訴えたらどう対応すべき?
A7. 無理をさせず、まずは安静。必要に応じて整形外科を受診し、治療で改善が難しければスポーツ整体を案内しましょう。「我慢してプレーできる=問題ない」ではありません。
Q8. 成長痛との見分け方が難しいです。
A8. 痛みが生じている場合、関節に何らかの問題が生じている場合がほとんどです。スポーツ整体など専門家のチェックを勧めましょう。
Q9. 同じ場所のケガを繰り返します。何が悪い?
A9. 何らかの原因で、ケガを繰り返す場所に高い負荷がかかっていることが考えられます。全身状態をチェックし修正する必要があります。
Q10. 選手の疲労が抜けないようです。
A10. 練習やトレーニングの「強度・頻度・量」に対して、柔軟性の改善が間に合っていないことが考えられます。練習などを頑張ればそれだけ疲労が蓄積してきます。関節の動きにくさが疲れの正体です。
【Q11〜15:フィジカル強化】
Q11. フィジカルが弱い選手に何をさせたらいい?
A11. 体幹が適切に機能していないことが考えられます。まずは、股関節・胸郭などの柔軟性を獲得し、スクワットなどで”腰が反ったり・丸くなったりせず”行えることが重要です。
Q12. スピードや瞬発力を伸ばすには?
A12. 動作の連動性を高めるため、フォーム改善と神経系のトレーニング(ラダー・メディシンボール・ジャンプ系トレーニング)を組み合わせると効果的です。
Q13. チーム全体にトレーニングを導入したいが時間が足りません。
A13. ウォームアップなどの合間に「軽度なトレーニング」を少しずつ取り入れると習慣化しやすいです。強い疲労を残さない程度の負荷で行うのが継続のコツです。また、練習でもメニュー次第で十分トレーニングになります。
Q14. 柔軟性が足りない選手が多いです。どうすれば?
A14. 練習前後やオフの日にチーム全体でルーティン化したストレッチを導入し、「動ける体」をつくる意識を持たせましょう。どんなストレッチを行ったら良いのか分からない選手も多いので、イラストなどを見ながら行えるようにしても良いでしょう。
Q15. 体幹トレーニングは毎日やるべき?
A15. 体幹が機能してない方が体幹トレーニングを行っても体幹を鍛えることはできません。柔軟性の低下により体幹が機能しなくなっているため、特に胸郭や股関節の柔軟性を改善して、日々の練習をしたほうが体幹が働きやすいと考えます。
【Q16〜20:姿勢・フォーム改善】
Q16. 姿勢が悪いとパフォーマンスに影響しますか?
A16. 柔軟性に問題があると姿勢が崩れ、力の伝達効率が落ちるためパフォーマンスが低下します。余分な力が必要になることで疲労しやすくケガの原因にもなります。
Q17. 動きに「クセ」がある選手がいますが改善できますか?
A17. 動作のクセは柔軟性の問題や、技術的な知識の差により生じてきます。それが身体的な個性ということもあります。パフォーマンスが良ければ問題ないかもしれませんが、痛みが出るようであれば修正が必要かもしれません。
Q18. 投球やストローク、キックのフォームが安定しません。
A18. 「腕投げ・手打ち」の状態になっている可能性があります。「体幹や股関節の連動」により動作が行えているかチェックする必要があります。柔軟性の改善を図ると過剰な力が必要なくなり安定向上につながります。
Q19. 動きが硬い・ぎこちない選手がいます。
A19. 柔軟性・体幹機能の低下によって、動く前からすでに過剰な力が入り、脱力できていない可能性があります。柔軟性を改善していく必要があります。
Q20. 動きの「感覚」が伝わりにくいです。
A20. 慢性的に柔軟性が低下していた場合、各組織のセンサー感度が鈍っているため、動きの感覚が得られにくいです。柔軟性の改善をはじめ、視覚(動画)や体感(触れて教える)を活用する工夫も必要です。
【Q21〜25:メンタル・モチベーション】
Q21. 選手のやる気が続かない時はどうする?
A21. 技術的な知識の習得と、実践で使えるためにこの練習をやっているという意味を感じさせることが大切です。小さな目標の設定も効果的です。また、楽しく行える練習を取り入れることも良いでしょう。
Q22. 緊張しやすい選手が多いです。
A22. 胸郭や腕などの柔軟性低下により呼吸機能が低下していたり、失敗の指摘ばかりで恐れたプレーになることもあります。呼吸・ルーティン・イメージトレーニングで心を落ち着かせる指導も有効です。
Q23. 自信がない選手をどう伸ばす?
A23. 小さな成功と肯定的な声かけを積み重ねることが、自信につながります。否定よりも「できたこと」に注目をしたいです。また、技術的な知識がないと不安につながりやすいです。
Q24. チーム内の意識の差に困っています。
A24. 「なぜそれをやるのか」を全体で共有し、自分の目標や役割を明確にすることが大切です。また、選手たちの考えや提案を聴いてみるのも良いと思います。
Q25. 保護者との関係が難しいです。
A25. 結果を出し続けている選手を試合で使わない場合は、その理由を明確にする必要があるでしょう。試合の結果や、練習の意図、選手の状態などを選手・保護者ともに丁寧に共有することで、信頼関係が築けます。情報公開は大切です。
【Q26〜30:チームづくり・総合】
Q26. チームにトレーナーがいません。どうすれば?
A26. 分からないことは学んでいく必要があります。専門家にメールなどで問い合わせても良いと思います。当店もわかる範囲でしたら対応いたします。
Q27. 毎年同じケガが多発します。
A27. 選手たちの疲労が蓄積している可能性があります。チームの練習内容やトレーニング、メンテナンス方法などにも問題があるかもしれません。スポーツ整体などの専門家に相談しても良いと思います。
Q28. 他校と差をつけるにはどうしたら?
A28. 毎日適切にメンテナンスを行い、良い状態で練習を積み重ねることができれば大きな差になっていきます。疲れ切った身体で無理をしてもなかなか上達できません。
Q29. チーム全体のフィジカルを底上げしたいです。
A29. 理論的なトレーニングと柔軟性の改善を継続して行い、定期的な「測定・評価 → 改善 → 再チェック」のサイクルを導入しましょう。
Q30. 技術指導ばかりで体づくりが疎かです。
A30. 動きの土台が整っていないと技術の伸びにも限界がきます。技術と体づくりはセットです。
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