筋肉痛の原因

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筋肉の細胞膜が壊れることによる筋肉痛

 

スポーツ競技やトレーニングなど、激しい動きで筋肉の収縮が過剰に繰り返されると、筋肉の張りといった柔軟性の低下を認め、筋肉が疲労していると自覚されると思います。

 

筋肉の柔軟性低下は、筋肉が収縮するためのエネルギー源であるアデノシン三リン酸(ATP)の不足や、筋膜や皮膚といった軟部組織と筋肉との滑りが低下することにより、筋肉が十分な柔軟性を保つことができなくなり起こります。

 

柔軟性が低下したまま、さらに運動を継続すると、柔軟性が低下した速筋線維とともに遅筋線維が努力的な収縮と伸張を繰り返すため、速筋線維とその筋細胞膜が損傷してしまいます。

 

この結果、筋肉細胞内にあるクリアチンキナーゼ(CK)などのタンパク質が血漿中に放出され、炎症症状を起こして痛みを生じることになります。特に、強度の高いジャンプの着地動作など(遠心性収縮)の繰り返しでこの現象は出現しやすくなると考えられています。

 

 

 

筋肉が損傷すると

 

筋肉の損傷が出現すると、修復過程で破壊された筋線維は吸収され、新たな筋線維の増殖が起こります。このときの筋線維の直径は損傷前に比べて太くなるといわれています。

したがって、スポーツの場面では筋肉を大きくすることや筋力増強のためにこの現象を利用し、意図的に遠心性収縮を多く取り入れたトレーニングを行う理論もみられます。

 

 

 

過剰な収縮による筋肉痛

 

筋肉を持続的に収縮させると筋肉の血流量減少を引き起こします。血流量の減少はブラジキニンの血中濃度を上昇させ、侵害受容器を興奮させることになります。また、侵害受容器を興奮させない程度の筋肉の収縮であっても、血流が阻害されると、同様にブラジキニン濃度が上昇して、いわゆる筋肉痛を発生させます。

ブラジキニンはそれ自体で侵害受容器を興奮させますが、さらに痛覚増強物質であるプロスタグランジンの産生も促し、痛みのセンサーの興奮性をさらに高めます。

血流障害は痛みの原因となるとともに、強い筋肉の収縮を繰り返すと、アデノシン三リン酸(ATP)の補給を解糖系に依存するため、乳酸が発生し、局所的に酸性となり、ブラジキニンが産生されることにより痛みを誘発します。

さらに、持続的で過剰な収縮は筋内圧の亢進、血流量の減少を引き起し、痛みを誘発させることになります。

 

 

 

コンディションを維持するために

 

非常に基本的なことになりますが、スポーツ選手やアスリートが筋肉痛のコントロールやコンディションを維持するためには、スポーツ競技やトレーニングを行った後に、筋肉の過剰な収縮を残したまま運動を終了してはなりません。

軽めの全身運動を取り入れるなど、適切なクーリングダウンを行って運動を終了し、同じ動作を繰り返したことによる偏りや、筋肉の過剰な収縮状態を再調整することで、常にベストコンディションを維持しておく必要があります。


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参考文献

細田多穂:痛み.理学療法ハンドブック:435-4612002

川喜多健二:筋痛のメカニズム.神経進歩43(3):475-482,1998.