野球肩の原因とは? 症状・治療法・予防法を徹底解説
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野球肩とは、ボールを投げる際に肩に痛みを感じる症状のことです。特に、コンディションが崩れたまま強い力で投げようとしたり、繰り返し投球を行ったりすることで、肩に大きな負担がかかりやすくなります。ここでは、野球肩の原因や症状、治療法、予防方法について詳しく解説し、広島のスポーツ整体で痛みを改善する方法を紹介します。
1.野球肩とは?痛みの原因と症状を理解しよう
野球肩とは?
野球肩は、ボールを投げる際に肩に痛みが出る状態をいいます。特に、腕の力だけで強く投げようとしたときや、疲労が蓄積した状態で繰り返し投球を行うことによって、肩に大きな負担がかかりやすくなります。
投球動作と肩への負担
投球動作では、全身の回転やしなりによって、腕が自然に振られる動きが求められます。この正しいフォームで投球が行われると、肩への負担が軽減されますが、全身の硬さにより腕だけで投げることになると、肩や腕に大きな負担がかかり、痛みを引き起こす原因となります。
インナーマッスルと肩の痛み
野球肩は、腕の力に頼った投球によって、肩の安定を担うインナーマッスル(肩を安定させる筋肉群)に過度な負担がかかることが多いです。これにより、筋肉の疲労や炎症、さらには関節の不安定性が引き起こされることになります。
慢性的な肩の痛み
肩の痛みが出ているにもかかわらず無理な投球を続けると、慢性的な肩の痛みに悩まされることになります。炎症や筋肉の疲労が蓄積されることで、全身の状態も悪化し、痛みが長期間続く場合もあります。
2.野球肩の原因とは?肩の痛みを引き起こすメカニズム
野球肩の痛みの主な原因
野球肩の痛みの主な原因は、練習やトレーニングで疲労が蓄積したカラダ(オーバーユース)を十分にメンテナンスしなかったことにあります。特に股関節や胸郭、肩甲骨の動きが制限されていることが多いです。
正しい投球動作のメカニズム
通常、投げる動作では、股関節(脚)から骨盤、背骨(脊柱)、肩甲骨、そして肩までがしっかりと連動して回転します。これにより、腕が自然にしなり、肩への負担が軽減されます。
疲労による投球フォームの崩れ
全身が疲労し動きにくい関節が出てくると、投球フォームが崩れやすくなります。全身で行われる回転運動やしなりをうまく出せなくなり、投球時に肩や腕の過剰な力が必要となります。これが肩に過度な負担をかけ、痛みの原因となります。
3.野球肩の症状とは?痛みの前兆
野球肩の症状の特徴
野球肩の症状は、主に投球時に肩周囲に痛みを感じることです。この痛みは、全身の状態による肩の使い方によって、肩の前、横、または後ろのいずれかに現れることが多いです。
痛みの初期段階とその特徴
最初に痛みが感じられるのは、練習や試合の後で、安静にしていると治まることが一般的です。このため、最初は「疲れたからかな?」と軽く考えがちですが、この段階の無理な投球が後々の症状悪化につながります。
症状の進行と影響
初期段階では、痛みが投球後に限られることが多いですが、無理をして投げ続けると、次第に投球時にも痛みが現れるようになります。強いボールを投げることが難しくなり、痛みを避けようとすることで投球フォームにも影響が出てきます。その結果、試合や練習に支障が出るようになり、パフォーマンスにも影響が出てきます
4.野球肩の治療法:痛みを和らげる方法とは?
野球肩の治療の基本
野球肩を治療するためには、今まで酷使され疲労しきっているカラダを十分にメンテナンスし、腕をしなやかに振ることができる状態に戻す必要があります。痛みが出ている肩の治療はもちろん重要ですが、特に股関節や胸郭、肩甲骨など関節の動きを回復させることが大切です。
カラダ全体の連動と肩への負担軽減
投球動作では、肩だけでなく、カラダ全体が連動して動くことが求められます。特に股関節や肩甲骨は、投球時に非常に大きな役割を果たしています。これらの部分の動きや各部分との連動を良くすることで、肩への負担が減り、投げるときの動きがスムーズになります。
最終的な目標:腕がスムーズに振られる状態に
最終的には、全身運動を用いることで肩がスムーズに振れるようにし、力まずに投げ続けることができる状態にしていくことが目標となります。
5.野球肩の治療事例:実際の改善事例をご紹介
野球肩の治療を受けられる方
野球肩の治療を受ける方は、特に中学生や高校生に多くみられます。中学生は部活での練習量が増加し、それに伴いメンテナンスが十分に行き届かないことが多いです。また、高校生になると、練習頻度や練習量がさらに増加し、ウエイトトレーニングも加わることもあるため、常に疲労や痛みに悩まされている方が多いです。
重要な治療ポイント:股関節、肩甲骨、肩関節の改善
このような状況に対しては、まずは股関節、肩甲骨、肩関節、腕の動きを改善することが非常に重要です。これらの関節の動きが悪くなると、投球時に必要な回転運動がうまくできなくなり、肩に過剰な負担がかかります。治療では、まずこれらの関節の柔軟性を取り戻し、全身がスムーズに連動するように調整します。
治療後の効果と成果
治療後、多くの方は短期間で痛みなく投球動作を再開できるようになり、パフォーマンス向上にもつながっています。特に、投球の安定性やスムーズさが戻り、長期的なケガの予防にも繋がった事例が多くあります。
6.野球肩の予防法:肩の状態を守るためにできること
野球肩の予防には日々のメンテナンスが重要
野球肩の予防には、カラダに過度な疲労を残さないように、日々のストレッチなどのメンテナンスを継続的に行うことが重要です。まずは、全身を網羅したストレッチを取り入れ、柔軟性を保つことが基本になります。
重要な場所の柔軟性を保つ
特に、股関節、脊柱、肩甲骨、そして肩関節がしっかり動くことが、肩への負担を軽減するために重要です。これらの場所がスムーズに動かないと、肩に過剰な負荷がかかり、野球肩の痛みを引き起こすこととなります。
インナーマッスルの強化が必要
また、肩関節や体幹が不安定になっている場合、インナーマッスルのトレーニングを取り入れることが必要です。しかし、インナーマッスルのトレーニングは、適切なフォームや負荷を理解した上で行うことが重要です。そのため、専門的な指導を受けることをおすすめします。スポーツ整体の専門家にアドバイスをもらい、個別に合ったトレーニングを指導してもらうことが、より効果的です。
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