野球肩の原因とその対応

161102001002-5818b04a1f597[1].png 選ばれる理由.png メニューと料金.png よくある質問.png 

 

お客様からの声.png ネット予約.png 店舗情報.png 道案内.png  

 

stockfoto_97570923_XS.jpg  



野球肩はどういったものですか


野球肩は、少年野球の方からプロ野球選手に至るまで幅広い選手層でみられ、主に投球時に肩の前や横あるいは後ろなどに痛みが出るものです。

当店においても野球肩の治療を目的にご来店くださる方も多く、ポジションではピッチャーをはじめとして、キャッチャー、外野手といったポジションで多くみられています。

野球選手として、できれば肩の痛みは避けたいものですが、特にカラダが硬い、あるいは手投げだと自覚がある選手は一度ぐらい肩に痛みが出た経験があるのではないでしょうか。

そして、一日も早く治したいと思われるでしょうが、肩の痛みの場合ご自分で試行錯誤してもなかなか思うように改善してこないことも多いと思います。特に野球肩は、肩だけの問題だけではなく、肩甲骨、背骨、股関節といった複数の関節が原因になっていることが多いため、スポーツのケガのなかでも治療が難しい部類に入ります。

そのため、プロ野球選手においても様々な治療を受けておられるにもかかわらず、理想的な状態まで改善しないため、痛みを我慢されていたり、痛み止めの薬や注射を用い非常に危険な状態で競技を続けておられることもあるようです。

すでに強い炎症により長期間腕が動かせないほどの痛みが出ている場合、改善するまでに時間を要する場合もあります。このような場合、炎症が治まるまで野球を行うことが難しくなりますので、肩の違和感や軽度の痛みを感じていればできるだけ早めに対応する必要があります。



なぜ投球で肩に痛みが出るのでしょうか


野球の経験がある方はご存じだと思いますが、投球動作は、下半身の動きから始まり体幹から腕そして手へと動きがつながっていく全身運動になるのですが、動きの流れに問題が生じると効率的な活動が途切れ、結果的にボールスピードやコントロールなどが低下することになります。

柔軟性が低下した狭い範囲でボールスピードの低下を補うためには、どうしても筋肉の力に頼ることになります。まだ痛みが出ていなくても肩甲骨や股関節の柔軟性が低下している場合、肩や腕あるいは腰などの筋肉に張りが出てくるのはこのためで、筋肉の力でパフォーマンスの低下を防いでいるのです。これが手投げ手打ちの状態となります。

そのような力任せになった投球の積み重ねは、重要な関節の動きをさらに制限していきます。そのため、より大きな動きを必要とする肩には非常に高い負担がかかるため組織を守るために痛みが生じてくるのです。



投げすぎも関係するのですか

 

野球肩は捻挫や打撲のように痛みの原因が明確なケガではなく、肩に負担をかけた投球を何度も繰り返すことによって生じたものであるため、確かに投げすぎが原因であるという考え方もありますが、投げすぎというよりも全身ががうまく動けないまま投球を行うことによって肩への負担が増したということに根本的な問題があります。

確かに、何試合も連投をして投げ過ぎによる疲労が原因であると考えることもできますが、カラダの状態が悪ければ数十球投げただけでも野球肩になる可能性があります。しかし、逆に連投をしても肩に痛みを生じない方もいらっしゃいます。そうした方は、投球数が増えても肩に負担がかからない全身の柔軟性や投球技術、メンテナンス方法を持ち合わせているということになります。



野球肩を防ぐにはどうすればよいですか


 

投球動作はキャッチャー方向への平行運動と身体の回転運動が組み合わされています。 身体の重心を軸足に載せ、その重心を前方に加速させながら移動することで大きなパワーを生み出します。

また、前に降り出した足に加速された重心を伝えると同時にカラダの回転力が生まれます。股関節や体幹で行われる回転により遠心力が生まれ腕が振り出され、肩・肘・手・指へとエネルギーが伝わり投球が行われます。

基本的なことですが、投球動作は、肩や腕の力でボールを投げるのではなく、全身の回転動作・しなり・遠心力などを効率的に使うことにより、腕がムチのように振られることでボールが投げられるということを理解してその感覚を得られるような練習をする必要があります。

このように足・股関節・体幹・肩甲骨・肩・腕・手・指といった全身を用いた連動が効率よく行われるとで、力だけに頼らないエネルギーの伝達ができ、選手のパフォーマンスが向上すると共に、投球による痛みやケガを防ぐことになります。



野球肩はどうすれば治るのですか 

 

投球時によほど痛みが強い場合や、肩を少し動かすだけでも鋭い痛みが出るといった場合は、肩の炎症を止めるために投球を中止して、まずは痛みが出ている場所の安静を保つ必要がありますが、ほとんどの方は練習をしながら痛みを改善することができます。

肩の痛みが出ている場合、すでに全身状態が崩れることによって肩に過剰な負担がかかっているため、肩だけのストレッチなどを行ってもなかなか痛みが治まりません。痛みを我慢して無理して投球しても、あなたのパフォーマンスは低下するばかりか、今後、腱板や関節唇の損傷に至る場合も出てきます。また、アイシングなどで炎症を抑えることは重要ですが、根本的に治していくためには、痛みの原因を把握することが必要になってきます。

野球肩を治していくためには、まず、どうしたらどこに痛みが出るのかを把握します。そして股関節、脊柱、骨盤、胸郭、肩甲骨、肩の十分な柔軟性、インナーマッスルによる肩関節や体幹の安定性とそのコントロールを正確に修正し、投球動作が無理なくスムーズに行えるように再調整し再度痛みの確認をする必要があります。

カラダの柔軟性を一度に向上させることは難しいかもしれませんが、股関節の柔軟性をしっかりと向上させだけでもかなり投球は楽になりますので、ぜひご自分のカラダと向き合ってチャレンジしていただきたいと思います。

すでに強い痛みが出ている場合、なかなか力が抜けないことや、悪い動きを積み重ねていることもあって改善は容易ではないと思います。これからの選手生命を左右することのないように、肩の痛みでお困りの場合、ぜひスポーツ治療の経験が豊富で、全身状態を把握することができるスポーツの専門家にご相談されることをおすすめいたします。


フィジカルデザインは、プロスポーツ選手と研究を続けているノウハウが豊富にあります。また、貴重な練習時間などに影響しないよう夜間営業しておりますので、ぜひご検討くださいますようよろしくお願いいたします。