スポーツ選手の筋力トレーニング|広島のスポーツ整体フィジカルデザイン

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STRENGTH TRAINING FOR ATHLETES

スポーツ選手のための筋力トレーニング|広島のスポーツ整体
フィジカルデザイン

「とりあえず筋トレ」では競技力は上がらない。目的と競技特性に合わせた正しいアプローチを知ってください。

スポーツ選手のための筋力トレーニング

筋力トレーニングは、すべてのスポーツ選手に欠かせないトレーニングのひとつです。

しかし、「とにかく重いものを持ち上げる」「毎日追い込む」といったアプローチでは、競技力の向上にはつながりません。大切なのは、自分の競技特性に合わせて、何のためにどう鍛えるかを明確にすることです。このページでは、スポーツ選手が筋力トレーニングに取り組む際に知っておくべき基本的な考え方を、競技別・年齢別・シーズン別の視点からまとめています。

SECTION 01|WHAT IS STRENGTH TRAINING

筋力トレーニングの本当の目的

スポーツ選手にとって、筋力トレーニングの目的は「筋肉を大きくすること」ではありません。競技に必要な力を、競技の動きに活かせる形で身につけることが本来の目的です。

筋力トレーニングとは、ダンベルやバーベル、自重などの負荷を用いて、筋力・筋持久力・瞬発力を高めるトレーニングです。正しく計画して行えば、ケガの予防にもパフォーマンス向上にも大きく貢献します。

筋肥大トレーニングと競技力向上トレーニングの違い

筋肉を大きくすることを目的としたボディビル的なトレーニングと、競技力向上を目的としたトレーニングは、目指すものが根本的に異なります。筋肉を大きくするだけでは、動きの速さ・連動性・競技特有の力発揮には直結しません。

競技力を上げるためには、「なぜ鍛えるのか」「どの動きに活かすのか」を明確にしたうえで取り組むことが重要です。

SECTION 02|BY SPORT

競技別に求められる筋力の違い

同じ「筋力を上げる」といっても、競技によって求められる質はまったく異なります。自分の競技特性を理解したうえで、何を優先して鍛えるかを決めることが大切です。

BASEBALL

野球

投げる・打つ・走るという動作に必要な筋力が求められます。肩・股関節・体幹の連動性が特に重要で、瞬発的な力発揮(パワー)と肩まわりの安定性を同時に高める必要があります。筋力が偏ると投球フォームの乱れやケガにつながることもあります。

TRACK & FIELD

陸上競技

種目により求められる筋力が異なります。短距離では爆発的な瞬発力と地面への力発揮、長距離では高い筋持久力と効率的な姿勢保持が求められます。走動作の質を落とさない筋力の高め方が重要です。

VOLLEYBALL

バレーボール

ジャンプ・スパイク・ブロックなど、繰り返しの跳躍動作に対応できる下肢の筋力と、着地時の衝撃を吸収できる身体の安定性が必要です。ジャンパー膝などの過負荷障害を防ぐためにも、計画的なトレーニングが求められます。

SOCCER

サッカー

キック・走る・方向転換といった全身を使った多様な動作が求められます。股関節まわりの筋力と柔軟性のバランス、体幹の安定性が競技パフォーマンスに直結します。

SECTION 03|FOR COACHES & PARENTS

善意の指導が選手を追い込む——現場で起きていること

指導者・保護者の方へ

フィジカルデザインには、「一生懸命トレーニングしているのに試合で結果が出ない」「痛みや不調が続いている」という選手が多く来院されます。話を聞くと、ある共通したパターンが見えてきます。

現場でよく見られるパターン

オフシーズンも、シーズン中も、試合直前も、同じ筋肥大メニューをずっと続けている

1セットの回数・セット数が非常に多い、1セットが時間設定になっている、疲労困憊まで追い込む

筋肉をつけることが目的になっており、競技パフォーマンスに発展させるトレーニングに移行していない

これは指導者が手を抜いているわけではありません。「追い込むほど強くなる」という信念のもと、善意で行われていることがほとんどです。しかし結果として、選手は慢性的な疲労と痛みを抱え、試合で本来の力を発揮できない状態に陥ってしまいます。

「トラック」を目指すトレーニングになっていませんか

筋肥大だけを追い求めるトレーニングを車に例えるなら、トラックを目指しているようなものです。トラックは大きな荷物を運ぶ力はありますが、動きは遅く、重りがなければ力を発揮しにくい構造をしています。

スポーツで必要なのは、スポーツカーの身体です。瞬時に必要なパワーを発揮し、素早く方向を変え、全身が連動して動ける身体。筋肉の大きさではなく、力の発揮のスピードと連動性が競技力を決めます。

筋力トレーニングは、競技力の土台として必要です。しかし、そこで止まっていては競技力は上がりません。筋力をつけた後に、それを競技の動きに活かすための発展したトレーニングとコンディショニングへ移行することが、本当の意味での強化につながります。

SECTION 04|ANNUAL PLAN

年間トレーニング計画の考え方

競技シーズンを無視してトレーニングを続けると、試合期にコンディションが落ちたり、疲労が蓄積してケガにつながったりします。年間を通じた計画的なアプローチが大切です。

STEP 01

OFF SEASON

移行期(オフシーズン):休養・リカバリー・基礎の再構築

シーズン中に蓄積した疲労をしっかり回復させながら、柔軟性と体幹機能の基盤を整える時期です。基礎的な筋力・バランス強化を中心に行います。

STEP 02

PRE SEASON

準備期(プレシーズン):競技力の土台づくり

基礎筋力をしっかり高め、瞬発力・持久力の向上に取り組む時期です。疲労回復とコンディション準備を並行して進めることで、シーズンに向けた身体を整えます。

STEP 03

IN SEASON

試合期(インシーズン):パフォーマンスの発揮・維持

この時期の筋力トレーニングは「落とさないこと」が主な目的です。技術練習と筋力維持のバランスを保ちながら、疲労の状態に合わせて負荷を調整します。

SECTION 05|TWO PHASES

基礎筋力と専門的筋力の違い

筋力トレーニングには「基礎筋力」と「専門的筋力」の2段階があります。この順序を飛ばすと、ケガのリスクが高まったり、競技に活きない筋力がついたりします。段階を踏むことが、遠回りのようで最短の道です。

PHASE 01

基礎筋力トレーニング

競技の土台となる全身の筋力を養う段階です。スクワット・デッドリフト・プッシュアップなどの基本的な種目で、全身をバランスよく鍛えます。「スクワットで体重の1.5倍を目安に」といった定量的な目標を持つことも有効です。まずはこの段階をしっかり完了させることが重要です。

PHASE 02

専門的筋力トレーニング

基礎筋力が十分に身についた後に導入する段階です。競技の動きに近い動作での瞬発力・筋持久力・連動性を高めるトレーニングを行います。基礎なしに専門トレーニングだけを行っても、身体への負担が大きくなるだけで効果は限定的です。

SECTION 06|FEMALE & JUNIOR ATHLETES

女性・ジュニアアスリートへのポイント

FOR FEMALE ATHLETES

女性アスリートへ

女性は男性と比べて筋肉量が少なく、筋力はおよそ60%程度とされています。しかし、これは「筋力が発達しにくい」ということではありません。トレーニング環境や時間の不足が原因であることがほとんどです。

適切な負荷と計画のもとで取り組めば、中高生の女子選手であっても十分に筋力は向上します。「筋肉がついて身体が大きくなる」という心配より、「競技に必要な筋力がついているかどうか」を基準に考えてみてください。

FOR JUNIOR ATHLETES

ジュニアアスリートへ

成長期の筋力トレーニングは、「将来の競技力を伸ばすための準備」と捉えることが大切です。重量よりも正しいフォームと適切な負荷を優先し、年齢・成長段階に合ったプログラムで取り組むことが重要です。

ハードすぎる練習は発育を妨げ、疲労骨折や成長痛を引き起こすリスクもあります。「何キロ持てるか」ではなく「正しく動けるか」を大切にしてください。

SUMMARY

まとめ|競技力を上げる筋力トレーニングのポイント

筋力トレーニングで競技力を上げるために、押さえておくべきポイントは5つです。

01

目的を明確にする。「なぜ鍛えるのか」を明確にしないまま始めると、競技に活きない筋力になりやすいです。

02

競技特性に合った鍛え方を選ぶ。野球・陸上・バレー・サッカーでは、求められる筋力の質がまったく異なります。

03

コンディショニングとセットで行う。筋トレ後に全身の協調性を整えることで、鍛えた力が競技の動きに直結します。

04

シーズンを考慮した年間計画を立てる。オフ・プレ・インシーズンの目的を分けることで、無理なく成長できます。

05

段階を踏む。基礎筋力を身につけてから専門的筋力へ進む順序が、ケガ予防と競技力向上の鍵です。

一度ご相談いただくだけで、原因が明確になります

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