腰椎分離症の痛み
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腰椎分離症の痛み
原因は腰の不安定性
腰椎分離症(ようついぶんりしょう)は腰椎の後ろにある椎弓という場所に疲労骨折が生じ痛みが生じます。多くの方は、腰痛が長期間続くことで病院受診されレントゲンなどの画像診断で発見されます。
痛みの場所は腰だけでなく、お尻や太ももに生じることがあります。多くは中学生の頃に反り腰で体幹が不安定なまま、ジャンプや腰をひねるような動作を繰り返し行うことで生じてきます。
また、反り腰や腰の不安定性を放置したままスポーツを続けることで「分離すべり症」に進行していく場合があります。
第4、第5腰椎に多い
腰椎分離症は腰が前方に引っ張られる力(剪断力)が加わりやすい第4、第5腰椎に多く発症します。
腰の骨による連結が途切れ、椎間板だけの支持となるため腰周囲の組織に過剰なストレスがかかり腰痛を引き起こします。反り腰かつ体幹が不安定な方は早めに修正することが望まれます。
腰椎分離症・すべり症の主な症状
「腰椎分離症」「腰椎すべり症」の症状の多くは腰痛になります。中にはお尻の痛み、足先の痛み、痺れ感などを感じる場合もあります。また、腰椎分離症があるにもかかわらず強い痛みが出ない方も多くみられます。
腰椎分離症・分離すべり症の主な症状
● 運動後に腰が重い、だるい
● 同じ姿勢を続けたあとに痛みを感じる
● 体を後ろに反らせると強い痛みを感じる
● 脚の痛みやしびれを感じる
腰椎分離症の治療方法
腰椎分離症の多くの方は動けないほどの激痛を伴うことは稀なため、手術適応になりことは稀です。腰が反りすぎて不安定になっている腰や体幹の安定を図ることで痛みが改善する方がほとんどです。
主に反り腰や体幹の機能を改善することが必要になりますが、根本的な原因を改善するためには、全身的な修正が必要になってくるため専門的な知識が必要となります。
腰椎分離症の痛みを早期に解決する必要がある場合は、全身の機能を改善することができるスポーツ治療の専門家にご相談されることをお勧めいたします。
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