シンスプリントの本当の原因と効果的な改善・予防法
フィジカルデザイン スポーツ整体 > スポーツの痛み > シンスプリントの本当の原因と効果的な改善・予防法|ふくらはぎ・すねの痛みを根本から解消
シンスプリントの本当の原因と効果的な改善・予防法
シンスプリントとは?
シンスプリントは、特にランニングやジャンプを多く含むスポーツでみられる「ふくらはぎ」や「すね」の痛みのことを示します。特に、すねの内側に痛みが出る方が多いです。陸上競技やバスケットボール、サッカー、野球など高強度な運動を伴うスポーツで頻発し、特にふくらはぎに過剰な負担がかかり続けた状況で発症します。また、合宿など練習量が急激に増加した場合や、競技歴が浅い初心者にも多くみられます。
正式には「過労性脛骨骨膜炎(かろうせいけいこつこつまくえん)」と呼ばれますが、スポーツ選手の間では「シンスプリント」と言われることが多いです。アメリカでは、ランニングによる痛みの10〜15%がシンスプリントに関連しており、また、様々なスポーツ選手の「ふくらはぎ」に発生するケガの60%を占めているという報告があります。
シンスプリントが起こる原因
シンスプリントは「ふくらはぎ」そのものに原因があると思われがちです。確かに”ふくらはぎ”を過剰に使ったのは間違いないのですが、実は、ふくらはぎに過剰な負担がかかる根本的な原因は「股関節の硬さ」なのです。
シンスプリントのメカニズム
● 練習やトレーニングによる疲労の蓄積で股関節が硬くなる
↓
● 大きな推進力を出せる「お尻(大殿筋)」や「太もも裏(ハムストリングス)」が機能しにくくなる
↓
● 代わりに「ふくらはぎ」が働かなければならず過剰な負担が集中
↓
● シンスプリントの痛みへ
つまり、股関節の可動域を失うことで大きな推進力や着地時の衝撃吸収を発揮することができなくなり、ふくらはぎに過剰な負荷がかかりシンスプリントの痛みが出てしまうのです。さらに、股関節の問題は、姿勢の崩れや体幹の不安定さも関連しています。
どんなときに痛みが出やすい?
シスンスプリントは、高校1年生の部活動で、急に練習量やトレーニング量が増えたときに起こりやすいケガです。
痛みが出やすいとき
● 練習量が急に増えたとき(特に合宿やシーズン初め)
● 練習やトレーニングの内容が変わったとき
● 競技を始めたばかりの初心者
● 走る・ジャンプが多い競技(陸上、バスケ、サッカー、野球など)
シンスプリントの症状
● すねの内側やふくらはぎに「ズーン」とした痛み
● すねの内側を押さえると強い痛みが出る
● 両足に出ることもあれば、片足だけ強く痛むこともある
● 走り続けると悪化し、ひどいときは歩いても痛みが出る
シンスプリントの予防と改善方法
シンスプリントを予防するためには、痛みがある”ふくらはぎ”の柔軟性や足の可動域を改善しておくことは大切ですが、根本解決のためには、股関節の可動域と体幹の安定性を改善し、股関節が適切に機能する状態に戻しておくことが効果的です。
シンスプリントの予防のために
● 股関節周囲のストレッチ
● 練習・トレーニング後の全身ストレッチ
● 足に合ったシューズを履く
● 体幹の安定性を図る
こうしたケアを続けることで、痛みを防ぎやすくなります。
シンスプリントが長引く前に専門家に相談を
シンスプリントの痛みが続く場合、原因が股関節の柔軟性や体幹の不安定性など複数の要素に関連している可能性があります。痛みが強くなり、走れなくなる前に専門家に相談し、全身状態をチェックしてもらうことが必要です。
スポーツ整体で専門的な治療を受けることで、迅速に回復することができます。また、再発を防ぐためには、股関節の柔軟性を保つケアを続けることが不可欠です。
スポーツ整体で痛みを改善し、最高のパフォーマンスを発揮しよう!
競技力向上に向けたフィジカルデザインのサポート
あなたの競技力を最大限に引き出すために、フィジカルデザインは全力でサポートします。痛みを改善し、理想的なコンディションを手に入れるために、今すぐご予約をお待ちしております。
広島でスポーツの痛み改善・パフォーマンス向上なら
フィジカルデザインにお任せください!
LINEからの問い合わせも可能
友達追加お願いします