関節の痛みが出る原因

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関節はなぜ痛むのですか

 
関節包と滑液
ひざの関節をはじめとする多くの関節は、「関節包」という関節の周囲を取り囲んでいる膜で覆われています。関節包の中は、軟骨や半月板などに栄養を与えている「滑液(関節液)」で満たされています。 膝に水が溜まるとよく言われますが、これは滑液が炎症により増えた状態のことを言います。

骨折との違い
骨の周囲には、痛みを感じるセンサーを多く含んでいる「骨膜」に覆われているため、骨折すると強い痛みを伴います。しかし、関節の中にある関節軟骨には骨膜がないため、軟骨から痛みを感じることはありません。また、膝の半月板にも痛みのセンサーはありません。


骨の変形が痛みの原因ではない
軟骨や半月板に痛みのセンサーがないということは、関節の骨が変形しても、必ず骨や軟骨が痛むわけではないことを意味しています。骨の変形があれば当然痛みが出ると考えておられる方が多いですが、実際に膝がO脚に変形していても、レントゲンで骨に変形があっても、全ての人に痛みが出るわけではありません。

関節の痛みは包からの痛み
関節を構成している骨が適切に動かなくなったり、関節へのストレスが繰り返された場合、発痛物質が放出され痛みのセンサーが多く存在する関節包がその異常を感知して痛みを感じることになります。




なかなか痛みが治らないのはなぜですが

 

痛みが出るのには理由があります
痛みが生じるのには理由が必ずあります。通常、カラダ全身のメカニズムに異常が生じ、それをカバーできなくなって初めて痛みになっていくのですが、その原因を解決しなければ痛みが治りにくいという状況になります。

痛みの原因は複数存在する
多くの方は痛みが出ている場所が悪いとお考えだと思いますが、本当の痛みの原因は痛みが出ているところとは別の場所に複数存在しています。確かに痛みが出ている場所も良くはないのですが、根本的な原因は痛みが出ていない別の場所に隠されていることが多いです。

痛みがある場所だけ対処しても解決しない
根本的に関節の痛みや炎症に対処していくためには、痛みの出た場所だけに注目してマッサージやストレッチを行ったり、筋力をつけてみても全く問題は解決しません。一時的に楽になったと感じることもあるかもしれませんが、スポーツを再開すると根本的な原因が解決していないため痛みが再発することが多いです。

痛みを解決するためには
痛みを解決していくためには、なぜ痛みが出ている場所に過剰なストレスがかかっているのか、姿勢の崩れや重力の対応をどのように補っているのかということを捉え、複数の原因に対し対処していく必要があります。痛みの生じている場所にストレスがかからない状態に調整していく必要があります。


痛みが続く場合は専門家に依頼する
痛みを根本的に解決するためには、全身の状態に合わせた対応を行う必要があるため、病名に対しこれをしたら治りますというものがありません。痛みでお困りの場合は、ぜひ全身状態を把握し改善に導いていただける専門家に依頼されることをおすすめいたします。



炎症による痛みのメカニズム

 

異常を知らせる化学物質
上記で説明した関節の中を満たしている滑液には、痛みが出ていない場合においても、すでに痛みを発する化学物質である「ブラジキニン、プロスタグランジン、セロトニンなど」が存在しています。それらは平常時にも関節の中に存在していますが、その濃度は低いため痛みを感じることはありません。

炎症とは化学物質の濃度上昇
関節に何らかのストレスがかかった場合には、上記の化学物質の濃度が上昇することで関節包のポリモーダル受容器という痛みのセンサーを刺激して、カラダの異常を知らせていると考えられます。

炎症による痛みを予防するために
スポーツ選手に生じる関節の痛みの多くは、関節の変形が生じたり関節破壊が起きたものではありません。カラダの崩れや重力の対応によって適切な関節運動が行えなくなっているのを知らせてくれているものになります。痛みはできれば避けたいものですがこの機会を生かし、あなたのカラダを見直す必要があります。 



フィジカルデザインは、プロスポーツ選手と研究を続けているノウハウが豊富にあります。また、貴重な練習時間などに影響しないよう夜間営業しておりますので、ぜひご検討くださいますようよろしくお願いいたします。

  

参考文献

細田多穂:痛み.理学療法ハンドブック:435-4612002
小関博久:変形性関節症,退行変性疾患の理学療法:1-4,2010