スポーツトレーニングの基本と考え方|広島のスポーツ整体フィジカルデザイン
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TRAINING GUIDE
競技力を上げるトレーニングの基本|
スポーツ選手が知っておきたいこと
「とりあえず筋トレ」では伸びない。競技特性に合わせた正しいアプローチを知ってください。
「もっと筋肉をつければ強くなれる」——本当にそうでしょうか?
野球・サッカー・陸上・バレーボールなど、競技を問わずトップを目指す選手に共通するのは、「身体をどう使えるか」を理解していることです。このページでは、競技力を本当に高めるために知っておくべきトレーニングの考え方を、スポーツ整体の専門家の視点からお伝えします。
SECTION 01|MISCONCEPTION
「トレーニング=筋トレ」という思い込みが、伸び悩みの原因になっています
トレーニングというと、ウエイトトレーニングや筋力アップをイメージされる方が多いと思います。しかし、それはトレーニング全体のなかのほんの一部分にすぎません。
競技力は「筋肉の量」よりも、「身体をどう使えるか」によって決まります。次の例を見てください。
どの競技にも共通することがあります。それは、「何をどう鍛えるか」の視点こそが、競技力向上の本質だということです。
SECTION 02|TOTAL BALANCE
身体はレーシングカーと同じ。エンジンだけ強くしても速くなれません
レーシングカーの開発では、エンジン出力だけを上げることはしません。出力を高めすぎると車体コントロールが難しくなり、部品の負荷が増えて故障リスクも上がるからです。
「最速」とは「最も安定して速く走れる状態」のことであり、そのためにはトータルバランスが最優先されます。これはスポーツ選手の身体づくりにも、まったく同じことが言えます。
どれか一つだけを強化しても、全体のバランスが崩れれば本来の力は発揮できません。トータルバランスを整えることが、競技力向上の大前提です。
SECTION 03|TRAINING PYRAMID
パフォーマンスは4段階のピラミッドで積み上がります
土台を飛ばして専門練習だけを繰り返しても、怪我と伸び悩みを繰り返してしまいます。各段階にはそれぞれ役割があり、順番を無視すると効率が大きく落ちてしまうからです。
スポーツパフォーマンスを高めるためには、以下の4段階を順番に積み上げていくことが大切です。
基礎筋力トレーニング
使える筋肉を育てる
競技に必要な筋肉を効率よく使えるように育てる段階です。負荷の重さ・回数・セット数を目的に合わせて設定し、すべての土台をつくります。
↓
専門的トレーニング
競技に筋力を適応させる
基礎筋力で築いた土台を、競技動作に適応させていく段階です。練習や試合で筋肉が正しく機能するよう、スポーツ動作に近い動きを取り入れていきます。
↓
技術的トレーニング
無駄のない動きを身体に染み込ませる
競技そのものの動きを繰り返す段階です。重心移動・関節の動き・各部位の連動性など、無駄のない動作を反復して身体に定着させていきます。
↓
作戦・戦術
試合で勝つための「考え方」を磨く
個人の能力がどれだけ高くても、試合に勝つには戦術が欠かせません。相手の動きや状況を予測しながら、チームや個人が最も効果的に動くための「道筋」を養います。
今の自分がどのレベルにいるかを確認することが、次の成長への第一歩になります。
SECTION 04|MAINTENANCE
ケアをしないトレーニングは、消耗するだけです
定期的なメンテナンスなしに、トレーニングの質を上げ続けることはできません。疲労と身体の歪みを放置すると、どれだけ練習を積み重ねても身体が正しく機能しなくなってしまうからです。
スポーツ整体には、次のような役割があります。
トレーニングによって生じた関節・筋肉の歪みをリセットする
組織の滑走性(動きのなめらかさ)を保ち、可動域を維持する
痛みが出る前に身体の状態を整え、練習・試合への準備を整える
栄養・睡眠・ストレッチなどのセルフケアと組み合わせてリカバリーを高める
ケアも含めてはじめて、トレーニングが確かな成果につながります。整体・ストレッチ・栄養管理・休養は、すべてトレーニングの一部です。
SECTION 05|FOR PARENTS
保護者の方へ|お子さんのトレーニングで知っておいてほしいこと
成長期のトレーニングには、注意が必要なケースがあります
「強くなってほしい」という思いから、目的が不明確なまま練習量だけを増やしていると、成長軟骨や関節に過度な負担がかかることがあります。特に中学・高校生の時期は、骨の成長が筋肉の発達よりも先行するため、痛みが出やすい時期でもあります。
保護者の方に意識していただきたいポイントがあります。
「とりあえず走り込み・筋トレ」は逆効果になることがあります。目的とお子さんの発育段階に合ったトレーニングを選ぶことが大切です。
「痛みが出てから」ではなく「出る前に」相談することが、競技を長く続けるための近道です。軽い違和感のうちに専門家に診てもらうことをおすすめします。
フィジカルデザインは理学療法士(国家資格)が担当します。20年以上の経験をもとに、成長期の選手の身体にも対応しています。お気軽にご相談ください。
SUMMARY
まとめ|スポーツトレーニングで大切な5つのポイント
競技力を高めるために、押さえておくべきポイントは5つです。
トレーニングは筋トレだけではありません。競技力は筋量ではなく、身体をどう使えるかで決まります。
トータルバランスが強さを生みます。一部だけを強化しても、全体のバランスが崩れれば本来の力は出せません。
基礎筋力→専門動作→技術→戦術の4段階を順番に積み上げることが大切です。土台を飛ばした練習は、伸び悩みと怪我につながります。
ケア・メンテナンスもトレーニングの一部です。疲労と歪みを定期的にリセットすることで、トレーニングの質が保たれます。
成長期は特に、目的を明確にした計画的なトレーニングが必要です。違和感があれば、痛みが出る前に専門家に相談してください。









