トレーニングの前に知っておきたいポイント
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トレーニングを始める前に
トレーニングの目的は何か
スポーツ選手が行うトレーニングは、ウエイトトレーニングやファンクショナルトレーニング、瞬発力や敏捷性に対するものなど様々なものがあります。しかし、それらが単純な動作で、非常に簡単に思えても、本当にあなたに必要なのかどうかを十分に検討したうえでプログラムをすすめる必要があります。安易なトレーニングプログラムは結果に結びつかないことが多いからです。
必要な種目を選択する
単に、筋力が低下している、柔軟性がない、瞬発力が不十分であるといった、部分的な一面だけを捉えたトレーニングは、根本的な原因を見誤っていることもあります。そのためカラダのメカニズムを十分に検討してトレーニングを選択する必要があります。
トレーニング効果を確認する
適切なトレーニングができた場合、即パフォーマンスの向上がみられますが、誤ったトレーニングを行うと、努力的で不自然な動きとなったり、身体の緊張が高まったり、さらに一部の関節や筋肉へのストレスを高めてしまうなど、実際のプレーで重要となる効率的で無理のない動きの習得にはなりません。そのためトレーニング後は望んでいる状態に近づいているか動きの確認を行う必要があります。
安易なトレーニングは良い結果を生まない
目的の動きはどこを使うのか
みんなが行っているトレーニングだから、筋力が弱いから、瞬発力がないからといってその原因を精査せず不足を補うだけのトレーニングを行うと、あなたの満足を得られないどころか、競技に必要となるパフォーマンスやコンディションを低下させる可能性もあります。そのため、目的の動きを得るためにはどこをトレーニングする必要があるのか、しっかりと確認する必要があります。
カラダは筋力だけで動いていない
スポーツ選手のパフォーマンスにとって重要なのは、身体の動きをどのように洗練させていくかであり、特定の筋肉を酷使して力を強く入れることよりも、体重や重心移動あるいは重力を用いて、力の抜きや、滑らかな動き、そのタイミングなどが競技やトレーニングの中で求められています。
負荷の重さが目的ではない
選手の状態や時期によっては、基礎的な筋力トレーニングを行っていくことももちろん重要な要素ですが、スクワットで数百キロが挙上できるようになったとしても、筋肉の力を抜くのが難しく、実際のスポーツ動作においてはブレーキとなったり、関節が動きにくくなっている場合が少なくありません。重要なのはストレスがない動きです。競技パフォーマンスの向上を目指すトレーニングを行うために、あなたの技術やそれぞれの競技特性を十分に理解する必要があります。
全身状態から導き出す
あなたが必要としている動きは「腕」や「脚」だけで行われることはありません。必ず全身運動が必要になりますので、トレーニングを進めていく場合には、パフォーマンスを向上させるためにヒントを全身の状態から導き出し、トレーニングの内容を選択していく必要があります。
トレーニングの目的を明確に
奥が深く終わりがない
まずはトレーニングを行う前に、どのようなプレーや動きを改善していきたいか、それらを明確にしながら、理想の状態を突き詰めていく、分かればわかるほど奥が深く終わりがないですが、そこから得られたものは確実に蓄積され、スポーツをさらに魅力的なものにします。
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