深部感覚・固有感覚とは | パフォーマンスを高める「カラダからの感覚」の重要性
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パフォーマンスを高める「カラダからの感覚」
技術を伸ばすには「感覚」がカギ
スポーツにおいて技術を磨くには、単に反復練習を重ねるだけでは不十分です。
効率的な動きや力の発揮、フォームの安定性などを向上させるには、「自分のカラダが今どう動いているか」を正確に感じ取る力、すなわち「深部感覚(固有感覚)」が不可欠です。
思い通りに動かない理由は「感覚のズレ」
自分のカラダの動きを確認してみると、イメージしていた動作と実際の動きにズレがあることに気づく選手も多いです。
たとえば、「腕をまっすぐ上げているつもり」でも、実際には斜め前に上がっていたりすることがあります。
これは、自分のカラダの動きを正確に把握できなくなっている状態で、技術習得や動作の反復精度にも影響を及ぼします。
深部感覚(固有感覚)とは?|カラダからの情報を読み取る力
正確な動きを支える「感覚センサー」
深部感覚とは、筋肉や関節、腱などに存在するセンサーが、身体の位置や動き、力の入れ具合などを脳に伝えるシステムのこと。
具体的には以下のような情報をキャッチしています。
● 関節の角度や動きの方向
● 筋肉の収縮具合や張力
● 身体のバランスや重心位置
● 抵抗感や「力を入れたときの感触」
この情報をもとに、無意識でもスムーズに正確な動きができるようにカラダは制御されています。
柔軟性が感覚を育てる
深部感覚を正しく働かせるには、関節の可動域や筋膜・皮膚・結合組織など全身の柔軟性が重要です。
硬くなって動かない関節からは、情報がほとんど得られず、感覚の鈍化→動作の精度低下につながります。
つまり、柔軟性の低下は「感じられない=動かせない」状態を招きやすくなるのです。
無意識に選ばれる最適な動き|動きをコントロールするとは
すべての動きを「意識」でコントロールしていない
カラダの動きは、意識的に操作しているようで、実は深部感覚・自律神経・運動イメージなどが組み合わさり、現在のコンディションに応じ自動的に最適な運動パターンが選択されています。
そのため、深部感覚の質が低下していると、間違った動きや過剰な力みが入りやすくなり、ケガやフォームの乱れにつながります。
カラダが硬いと「感じにくい」
不安定な関節を支えようとして、筋肉が過剰に緊張していると、感覚の受信能力も落ちてしまいます。
このような状態では、動きに無駄が増え、効率の悪いフォームになりやすく、結果としてコンディションの悪化につながる可能性があります。
深部感覚を鍛えることで得られるメリット
● 技術の習得スピードが上がる
● フォームのブレが減る
● 無駄な力みがなくなる
● ケガのリスクが下がる
● プレーパフォーマンスが向上する
深部感覚はまさに「目に見えない感覚のインフラ」とも言える存在で、土台がしっかりしていなければどれだけ練習しても思うように成果は出ません。
深部感覚の改善はフィジカルデザインへ
当院「フィジカルデザイン」では、プロアスリートとの研究と現場経験をもとに、深部感覚の再構築や柔軟性の改善に特化した施術を行っています。
● 夜間営業(仕事・練習後でも通える)
● 痛みの改善とパフォーマンス向上に強い整体
● スポーツ経験豊富な施術者が対応
トレーニングや練習では得られない感覚の再構築を、ぜひ一度体験してください。
「動きの感覚が鈍い」「思うように動けない」そんな方は、ぜひ一度ご相談を。
参考文献
細田多穂:姿勢制御.理学療法ハンドブック:195-222,2002.
R.Louis Schultz:固有受容感覚.エンドレス・ウェヴ:101-103,2011.
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