スポーツの痛みになぜ悩むのか
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スポーツ治療業界の現状
痛みの改善をどこに依頼するか
スポーツを行われていれば一度や二度は腰痛などの痛みを経験されると思います。しかし、選手の中には治療をしても痛みが思うように改善しないという方もいらっしゃいます。
そこで、早期に痛みの改善を望まれる場合「病院」「スポーツ整体」「トレーナー」「接骨院」「鍼」などの中から、あなたがどこに依頼されるかということは非常に重要となってくるのです。
しかし、このように感じられる方も多い
●「病院に通っているが、この治療方法で本当に治るのだろうか」
●「何度か通ってみたがこのままで治るのだろうか」
●「自分の症状はどこに行けば治るのだろうか」
●「これで治ると宣伝しているが本当に大丈夫だろうか」
誰もが治る画一的な治療法はない
多くの方は、腰痛・ひざの痛み・肩の痛みなどその病名によって治療法があると思われるかもしれません。
しかし、結論から申しますと痛みに至る経過や原因は1人ひとりが異なるため、○○の治療法というのは存在しないのです。
カラダの中にある複数の原因を明確にすることによって導き出されたものが「あなただけの唯一の治療法」なのです。
ネットや書籍による情報の活用
現在インターネットや書籍などによって多くの情報が得られるようになっています。
ご自分のカラダに興味をお持ちの方であれば徹底的に情報を収集され、色々なことを試みられているかもしれません。
実際に「野球肩の治し方」「腰痛の治し方」など、様々なサイトや動画が存在しますが、痛みの原因が異なっていれば思うように治っていきません。
現代の治療は進歩したのか
現在はテレビなどにおいても治療法が紹介され、医学的な技術も飛躍的に発展したと言われています。
しかし、私たちが悩むことの多い関節の疾患は30年前と比較して減少していか増加しているか予想してみてください。当然減少しているとお思いでしょう。
実際は、下記の表のとおり関節症の患者数は増加している傾向にあります。
実際に病院に行っても、診察や治療の待ち時間は長いが、毎回同じような治療で大きな改善もなく、効果も持続しない。このような治療を続けているのを疑問に思いながら、なぜか何日も通っているという方もいらっしゃるようです。
関節症の総患者数(2014年 厚労省患者調査より)
1990年には23万8000人だった患者数が、2014年には125万人へと5倍以上に増えている。
治療者は治せなければ治らないという
痛みのためにスポーツ活動を休止したり、治療によって痛みが落ち着いたので「治った」と思ったのですが、練習を再開するとまた同じように痛みが出ましたと言われる方は非常に多いです。
そのため再度受診すると「これはスポーツをやめないと治らない」「痛みと付き合っていくしかない」と言われることもあるようです。
本来ならば、治療者が私の知識では原因が解らないため「治せません」と言うべきだと思います。
スポーツの怪我を予防できない状況
近年では、チーム内にトレーニングを指導するトレーナーや、治療を行うトレーナーがいる場合があります。
しかし、日々変化している選手のカラダの状態までは確認できていことも多いため、選手のケガを予防できていない場合があります。
また、コンディションの変化が把握できていことにより、試合の勝敗に影響が及んでいることもあります。
昔と大きく変わらない現状
昔と比較し、医学・治療が発展したといわれる現在であれば、治療者やトレーナーの知識・技術も向上しているはずなのですが、ケガで悩んでいるスポーツ選手は少なくありません。
治療における講習会においても個別の症例についてのものや、治療技術に特化したものが多く、全身状態を把握しきれないまま、なんとなく治療のようなことを行っている現状がみられます。これではなかなか良好な結果が得られません。
治療者教育の問題
残念ながら、日本のスポーツ界におけるケガや痛みへの対応は、治療者への教育や医療システムなどの問題により、スポーツの痛みを根本的に改善するための理論や治療技術を教育されていないのが現状です。
そのため、治療者の知識・経験も様々で、本当の意味で治療を行える治療者は非常に限られています。
技術力のある治療者
実際の痛みの原因は複数存在するため非常に複雑で、1人ひとりの状態も様々に異なっています。
そのため、全身状態を把握できる治療者は非常に限られるというのが現状です。
芸術の世界と同様で、達人といわれる域に到達するまでには試行錯誤を繰り返しながら学んで行かなくてはならないため、わずかな時間で全身状態を把握し改善できるようになるには勤勉な人でも十数年の経験が必要になります。
良い治療者は必ずいる
あなたの県内には必ず数名ですが素晴らしい治療者はいるはずです。
本気で痛みと向き合い情熱を持った治療者であれば必ず良い方向へ導くことができると思いますし、その治療者の熱意は、あなたにすぐに伝わります。
そのような店はホームページの印象においても他とは異なるので、すぐに目に留まると思います。
反対に営利目的となって不安をあおり過剰に通院をすすめ、治療効果も得られない治療法を永遠と続けている治療者もあります。
あなたが本当に痛みの改善を求めておられるのであれば、そこは見極める必要がありそうです。
結論
1.痛みの改善には決まった治療法はない
2.インターネットにおいては正しい情報が多くなっている
3.関節の痛みなどに対する治療技術は昔と大きく変わっていない
4.治療者が治せないものを治らないと言ってはいけない
5.スポーツの怪我の多くが予防できていない
6.治療者側も痛みを改善できる教育が受けれていない
7.良い治療者は必ずいる
フィジカルデザインは、プロスポーツ選手と研究を続けているノウハウが豊富にあります。また、貴重な練習時間などに影響しないよう夜間営業しておりますので、ぜひご検討くださいますようよろしくお願いいたします。