野球肩の治し方を部位別に解説|前・横・後ろの痛みに合わせたスポーツ整体
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部位別に野球肩の調整法を徹底解説
野球肩は、投球動作により肩関節に過剰なストレスがかかることで発症する、野球選手に多い障害です。特に痛みの出る「場所」によって原因が異なるため、適切な調整方法もそれぞれ変わってきます。
このページでは、痛みの場所ごとの原因と、痛み改善専門のスポーツ整体として行っている具体的な調整方法を、部位別に詳しく解説します。
関連ページ
「野球肩の原因と治し方」
「野球肩が治らないとお困りの方へ」
「投球フォームとメカニズム」もあわせてご覧ください。
野球肩の痛みは3つの部位に分かれる
野球肩の痛みは主に、以下の3つの場所に分類できます。
● 肩の前側の痛み(テイクバックやリリース時の痛み)
● 肩の横・上側の痛み(ボールリリース時の挙上制限と痛み)
● 肩の後ろ側の痛み(テイクバックやフォロースルーでの痛み)
場所ごとの原因を正しく見極め、適切な調整を行うことが、再発を防ぎながら短期間で競技に復帰するための鍵となります。
1. 肩の前に痛みがある場合の治し方
主な原因
● 肩甲骨・股関節・脊柱の可動域低下により、十分なテイクバックができず「腕投げ」になっている
● 大胸筋や上腕二頭筋への過剰な負荷が肩前方に集中する
調整のポイント
● 肩の動きを阻害する可動域制限の解除
● 股関節・脊柱・肩甲骨の連動性改善
● 肩関節インナーマッスル(肩甲下筋・棘下筋など)の活性化
具体的な調整内容
● 股関節〜胸椎までの動きの評価・改善
● 肩関節の前方ストレスを和らげる軟部組織調整
● インナー強化エクササイズ指導(特に肩甲下筋)
2. 肩の横・上に痛みがある場合の治し方
主な原因
● 腕を無理に振り上げることにより、肩の挙上制限(インピンジメント)が生じる
● 三角筋の過剰使用による肩上部へのストレス
調整のポイント
● 肩の「引き上げ動作」に関わる関節(股関節・肩甲骨・肩関節)の連動改善
● インピンジメントを防ぐための肩関節の安定化
具体調整内容
● 肩甲骨の挙上・上方回旋の正常化
● 骨盤・股関節の動きと連動した肩の動作指導
● インナー強化(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋)
3. 肩の後ろに痛みがある場合の治し方
主な原因
● 無理なテイクバック、フォロースルーの急ブレーキで肩後方に負荷集中
● 股関節・体幹の回旋不足で、腕だけで加速・減速しようとする動き
調整のポイント
● テイクバック・フォロースルーで負担がかからないように、投球動作の再構築
● 肩後方の組織の柔軟性と筋力バランスの回復
具体調整内容
● 下半身〜体幹・肩甲骨の可動域評価と改善
● インナー強化(棘上筋・棘下筋)
● 正しいトップポジション・フォロースルー動作の指導
野球肩を改善する3つの基本原則
① 関節の連動評価がカギ
野球肩は「肩だけの問題」ではありません。
どの関節の動きが制限されていて、どこが代わりに頑張っているかを見極めることが、根本改善の第一歩です。
② 可動域の正常化
肩関節に痛みが出る選手は、股関節・脊柱・肩甲骨の可動域が著しく低下しているケースが多く見られます。
スムーズな動きの連鎖を取り戻すことで、肩への負担は劇的に減少します。
③ インナーマッスルの機能強化
肩関節を安定させるためには、インナーマッスル(回旋筋腱板・体幹)の再教育が不可欠です。
表層の筋肉ではなく、深層筋によるコントロールができる状態に戻すことが再発予防に直結します。
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● 投球フォームとメカニズム
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