足首の捻挫(前距腓靭帯損傷)|スポーツ中に最も多いケガの原因と正しい対処法
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足首の捻挫はスポーツ外傷の約70%以上を占める
「足首をひねった」 この言葉が示すように、スポーツ中に最も多く発生するケガのひとつが足首の捻挫です。特にジャンプや切り返しの多い競技(バスケットボール、サッカー、テニスなど)では、足首の内反(内側にひねる動き)によって前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)が損傷するケースが非常に多く、その割合は全捻挫の90%以上を占めるとも言われています。
足首の構造と捻挫のメカニズム
足首は複数の関節や骨によって構成され、つま先の上下運動に加えて、複雑な三次元の動きが可能な関節です。この構造によって高い柔軟性を持つ一方で、不安定性も併せ持ちます。
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つま先が下がった状態での捻挫
関節の遊びが増すため、靭帯へのストレスが大きくなり、特に前距腓靭帯が損傷を受けやすくなります。 -
つま先が上がった状態での捻挫
関節の動きが制限されるため、骨や軟骨が損傷するリスクが高まります。
捻挫の重症度分類と症状
重症度と症状の特徴
Ⅰ度 : 靭帯の微細損傷。軽度の痛みと腫れで、歩行可能。
Ⅱ度 : 靭帯の部分断裂。中等度の痛みと腫れ、内出血が伴い歩行困難。
Ⅲ度 : 靭帯の完全断裂。強い痛みと腫れ、足首の不安定性が顕著で、手術が検討される場合も。
再受傷を防ぐことが最重要
捻挫後、修復過程にある靭帯に再びストレスが加わると、回復が大きく遅れてしまいます。再発予防のためには患部への負担を最小限に抑えることが絶対条件です。
炎症を抑えるための「RICE処置」
受傷直後~48時間は、以下のRICE処置を徹底することが重要です。
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R(Rest):安静
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I(Ice):アイシング(1回20分程度)
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C(Compression):圧迫
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E(Elevation):患部の挙上
治療の新常識:ギプスよりも早期運動が回復の鍵
従来の治療ではギプス固定が主流でしたが、近年の研究では関節を適度に動かすことで血流が促進され、修復が早まることが分かっています。そのため、現在ではサポーターやテーピングによる機能的固定が一般的です。
捻挫を繰り返す本当の理由とは?
「足首をひねるクセがある」と感じている方は少なくありません。しかし、捻挫を繰り返す多くの原因は体幹の崩れや股関節の機能低下、重心の偏りにあります。
たとえば、右足ばかり捻挫する選手の場合、身体重心が後方かつ左側に偏っていることで、右足の外側(小指側)に体重が乗りやすくなっているケースが多く見られます。
再発予防とパフォーマンス向上のために
捻挫を繰り返さないためには、足首そのものだけでなく、全体のバランス・姿勢・動作パターンの調整が不可欠です。重心のコントロールは、特にスポーツ選手にとっては捻挫の再発を防ぐだけでなく、競技パフォーマンスの向上にも直結する重要な要素です。
フィジカルデザインでは、捻挫の根本原因にアプローチします
広島のスポーツ整体「フィジカルデザイン」では、単なる足首のケアだけでなく、体幹・股関節の機能評価から姿勢・動作改善までトータルでサポート。スポーツ選手の早期復帰と再発予防、パフォーマンス向上を全力でサポートしています。
「何度も足首をひねってしまう」「痛みや不安定感がなかなか取れない」そんな方は、ぜひ一度当院にご相談ください。根本原因を見極め、再発しない身体づくりをサポートします。
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