ハムストリングスの肉離れとは?原因・治し方・競技復帰まで徹底解説
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ハムストリングスの肉離れとは|太もも裏に突然起こる激痛
ハムストリングスの肉離れとは、太ももの裏側にある筋肉(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)が急激な動作により損傷を受けるスポーツ障害です。
ダッシュ・ジャンプ・ストップ動作などで強い力がかかると、筋繊維が「伸ばされながら収縮」することで断裂が発生します。
主な特徴
- ダッシュ中や切り返し動作で突然の激痛
- 内出血・陥凹(へこみ)・腫れが見られることも
- 数週間以上続く痛みや違和感
重度の肉離れでは、筋肉のへこみや広範囲の内出血を伴い、競技復帰までに長期のリハビリが必要になります。
発症しやすいスポーツと筋肉
ハムストリングスの肉離れは、すべての肉離れの中でも最も発症率が高く、全体の約67%を占めています。
特に以下のスポーツに多く見られます。
- 短距離走
- 野球
- サッカー
- ラグビー
- 陸上競技
これらの競技に共通するのは「瞬発的な加速・減速動作」が多いことです。
発生原因|柔軟性・バランス・フォームの乱れがカギ
ハムストリングスの肉離れは、筋肉の柔軟性の低下が原因と言えますが、ハムストリングスの柔軟性が低下する根本的な原因は、全身のコンディションの崩れが複合的に関与しています。
主な原因
- ハムストリングスの柔軟性低下
- 股関節の可動域制限
- 体幹の不安定性
- 大殿筋の機能低下
- ウォーミングアップ不足
- 疲労の蓄積(特にシーズン初期)
- フォームや動作の技術的課題
ハムストリングスの役割と重要性
ムストリングスは、走る・跳ぶといった動作の「推進力」を生み出すエンジンのような存在。
さらに、骨盤の位置をコントロールする働きがあり、姿勢や重心バランスに大きく影響を与えます。
主な作用
- 膝を曲げる
- 股関節を伸ばす(脚を後方に蹴り出す)
- 骨盤の傾き調整(前傾・後傾)
- 体幹と連動して姿勢を安定させる
- 動作時のブレーキ役
適切に使えるかどうかで、競技パフォーマンスは大きく左右されます。
肉離れ後の対応|初期処置と競技復帰までの流れ
肉離れが発生したら、まずは「RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)」を徹底して、炎症や出血を最小限に抑えることが大切です。
怪我直後〜3日間
- なるべく安静を保ち、無理をしない
- 15〜20分のアイシングを2時間おきに実施
- 軽く圧迫+患部を挙上
1週間後〜
- 軽い体操やストレッチ(痛みのない範囲)
- 股関節や体幹の機能改善も並行して行う
2週間後〜
- 自転車や軽めの筋トレ開始
- バランスや姿勢改善を意識した動きづくり
3週間後〜
- ジョギングから徐々に復帰
- 筋力・柔軟性・フォームが整った段階でスプリント・ジャンプトレーニングへ
再発予防|ハムストリングスが過剰に働かないカラダづくり
肉離れは「たまたま起きたケガ」ではありません。
股関節の硬さや体幹の不安定性など、全身のコンディションの崩れによりハムストリングスに過剰な負担がかかっていた証拠です。
再発を防ぐためのアプローチ
- 全身コンディションの見直し
- 姿勢や動作パターンの改善
- 体幹・股関節・足部の柔軟性改善
- ハムストリングスに依存しない動きづくり
一時的なストレッチや筋トレだけでは根本解決にはなりません。
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広島のスポーツ整体「フィジカルデザイン」では、ハムストリングスの肉離れに対して、再発させないカラダづくりまでサポートします。
当院の強み
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