【2】 野球肩の原因と悪化要因|投げすぎだけじゃない本当の理由

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【2】 野球肩の原因と悪化要因|投げすぎだけじゃない本当の理由


はじめに


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根本原因を知れば、再発を防げる


多くの野球選手が「野球肩 = 投げすぎが原因」と思いがちです。しかし実際は、関節可動域の低下・フォームの乱れ・身体の使い方・筋力バランスの崩れなど、複数の要因が重なって発症します。

つまり、肩だけをケアしても再発を防ぐことはできません。野球肩を根本から改善するには、「なぜ肩に負担が集中したのか」という原因を正しく理解することが重要です。

このページでは、スポーツ整体「フィジカルデザイン」の理学療法士が現場経験から導いた野球肩を引き起こす4つの主な原因と悪化要因を徹底解説します。

 

👉 野球肩の総合的な情報はこちら:【完全ガイド】野球肩とは? 原因・症状・治療・予防法まで徹底解説

 

 

 

原因①:投げすぎ・休養不足(オーバーユース)

 

ブログを更新いたしました「高校野球センバツ史上初の大会中止となりました」

休む時間がない肩は、確実に壊れていく

野球肩の最も多い原因は、メンテナンスが行われていない状態での「投げすぎ」です。特に「板間隔が短い」「試合と練習が連続している」「投球数の管理がされていない」といった場合では、ストレッチなどを行っていたとしても組織が回復する前に再び負荷がかかりやすくなります。

 

典型的なケース

• ストレッチなどケアを行う時間が取れていない
• 毎日のキャッチボール+ブルペンでの投げ込み
• 登板翌日に再び全力投球
• 休養日でもノースローを取らない


こうした状態が続くと、肩の腱・筋肉などの組織が微細損傷を繰り返し、慢性的な炎症(腱炎・滑液包炎など)につながりやすくなります。

 

ポイント

「練習量を減らす」のではなく、「回復の時間を増やす」ことが重要です。どんなに忙しくても、毎日ストレッチの時間を確保していくことが最も効果的な予防になります。


👉 詳しくはこちら:「【1】 野球肩の症状と見分け方」をさらに詳しく見る

 

 

 

原因②:投球フォームの乱れ

 

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肩へのストレスは、フォームの“崩れ”から生まれる

肩は本来、投球動作の中でそれほど「力」を必要としません。しかし、股関節や胸郭など関節可動域の低下や、体幹の不安定性などがあると無意識的に過剰な力で補うためフォームも崩れます。フォームが崩れると力の流れが途中で止まり、肩に過剰な負担が集中します。


フォーム乱れの代表例

• 肘が下がる(腕投げ)
• 股関節や胸郭・肩甲骨が動きにくい
• 上体の開きが早い
• ステップ脚の着地が不安定
• 下半身・体幹が連動しない


これらはすべて「腕だけで投げるフォーム」を生み、肩の回旋筋腱板(ローテーターカフ)や上腕二頭筋腱、関節唇などに大きなストレスをかけます。

 

ポイント

根本改善には、関節可動域の改善やフォーム修正と身体の連動性(体幹・股関節・肩甲骨の協調動作)の再教育が欠かせません。

 

👉 詳しくはこちら:「【5】投球フォームとメカニズム」をさらに詳しく見る
👉 詳しくはこちら:「【3】 野球肩の治療とリハビリをさらに詳しく見る

 

 

 

原因③:関節可動域・筋力バランスの崩れ


コンテンツ「スポーツ選手のためのウエイトトレーニング|目的別の効果的な負荷設定と回数とは?」を修正いたしました


硬い身体とアンバランスな筋肉が、肩を壊す

成長期やトレーニング期の選手では、筋肉や関節の発達バランスが不安定になりやすく、関節可動域の低下や筋力の偏りが野球肩を招く大きな要因になります。


よくみられるパターン

• 胸や肩の前面(大胸筋・三角筋前部)が硬く、肩が前方へ引っ張られている
• 体幹の安定性が低く、下半身からの力を腕にうまく伝えられない
• 股関節や脊柱の回旋可動域の制限で、投球後の減速動作が難しい


ポイント

筋肉を鍛え「肩を強化」するよりも、肩に過剰な負担をかけないように「主要な関節の可動域の改善」や「肩や体幹を支える筋肉群のバランスを整える」ことが重要になります。柔軟性+安定性を高めるコンディショニングが、野球肩の再発防止につながります。


👉 詳しくはこちら:「【4】 野球肩の予防とトレーニング法」をさらに詳しく見る

 

 

 

原因④:特定の疾患によるもの

 

コンテンツ「病院における痛みへの対応」を修正いたしました


肩内部の損傷が隠れているケースも

一見「筋肉痛」や「使いすぎ」と思われがちな症状でも、なかなか痛みが改善しない場合、内部で次のような病変が進行しているケースがあります。


SLAP損傷(上方関節唇損傷):肩の奥に「力が抜ける」「抜けそうな感覚」。
インピンジメント症候群:腕を上げると骨と腱がぶつかり痛む。

腱板損傷:肩の回旋筋群(棘上筋など)が断裂・炎症を起こしている。


これらは進行すると、手術が必要になるケースもあり、早期に医療機関による専門チェックが重要です。


👉 詳しくはこちら:「【1】 野球肩の症状と見分け方」をさらに詳しく見る

 

 

 

悪化を招く生活習慣と環境要因

 

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普段の「生活習慣」も関係してくる

野球肩の痛みを悪化させる要因は、練習中だけではありません。日常生活の中にも「背中を丸くして椅子に座る」「長時間のスマホ使用」「ストレッチなどを怠る」など肩や腕に負担をかける習慣が潜んでいます。

 

悪化を招く行動

• 痛みを我慢して投げ続ける
• クールダウンやストレッチを怠る
• 睡眠不足や栄養不足が続く
• 長時間スマホやPCで前傾姿勢を取る


👉 詳しくはこちら:「【4】 野球肩の予防とトレーニング法」をさらに詳しく見る

 

 

 

まとめ:野球肩は「全身の使い方」が原因で起こる

 

コンテンツ「スポーツ選手が選ぶべき整体や治療院」を修正しました

 

野球肩の本当の原因は、単なる投げすぎではありません。

 

よくみられるパターン

 • 投球フォームの乱れ
 • 体幹・股関節・肩甲骨の連動不足
 • 関節可動域の低下・筋力のアンバランス
 • 過度な筋トレ・メンテナンス不足


これらが複合的に作用して、肩に過剰なストレスが生まれます。根本改善のためには、肩だけでなく身体全体を整える視点が欠かせません。スポーツ整体フィジカルデザインでは、全身のバランスを整えながら、再発を防ぐ動作改善を行います。


👉 続いて「【4】 野球肩の予防とトレーニング法」で、正しい回復ステップを解説します。

 

 

 

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