ブログ | 広島のスポーツ整体 フィジカルデザイン

2025-07-20 00:23:00

筋力トレーニングで身体は仕上がらない? パフォーマンス低下を招く意外な盲点

こんにちは。
広島のスポーツ整体フィジカルデザインの井上です。
今回は、「筋力トレーニングで身体は仕上がらない?パフォーマンス低下を招く意外な盲点」についてお話しします。

筋力トレーニングといえば、「強くなるために必要不可欠」と考える方が多いかもしれません。
特に学生アスリートの中には、日々ウエイトトレーニングに取り組んでいる選手も少なくないでしょう。

しかし実は、筋トレをしただけで「身体が仕上がった」と思い込むことは非常に危険です。
筋トレによる疲労の積み重ねで、適切に動けていない学生の方が多数みられています。

パフォーマンス向上のつもりで行っているトレーニングが、かえって技術や動作スピードの低下につながっているケースがあるのです。

ウエイトトレーニングが「逆効果」になる理由
ウエイトトレーニングは、確かに筋力を高めるためには有効な手段です。

ですが、競技に必要な動きとは大きく異なる刺激が入ることを忘れてはいけません。

特に注意が必要なのは

トレーニング後のメンテナンスを行わないまま、練習や試合に臨んでいるケースです。

このような状態では
筋肉の緊張や張りが抜けず、関節の動きが制限される
身体全体の連動性が損なわれる
技術を発揮するうえで必要なスピードやしなやかさが失われる
筋力に頼った動きが生じる

といった現象が起こり、結果的に「動けるはずなのに、なぜか動きにキレがない」という状況に陥ります。

これらはまさに、筋トレによる刺激が「競技に必要な動きの妨げ」となっているサインともいえます。
本人は気づかぬうちに、パフォーマンスが低下していることも多く、「なんとなく調子が悪い」状態が続く原因にもなります。

パフォーマンスを高めるには「整える力」が必要
本来、筋力トレーニングは目的ではなく、パフォーマンス向上のための“手段”のひとつであるべきです。

その効果を最大限に引き出すには、トレーニング後の身体を整えるケアが不可欠です。

当院では、学生アスリートを中心に
トレーニング後の筋肉の状態チェック
身体の連動性を取り戻す整体アプローチ
体幹の安定性と関節の動きを整えるコンディショニング

などを通して、「鍛えた筋肉を使いこなせる身体づくり」をサポートしています。

まとめ:筋トレで仕上がるのは“筋肉”であって“カラダ”ではない
筋力トレーニングだけでは、競技パフォーマンスは仕上がりません。

むしろ、筋肉の使い方やタイミングを誤ることで動きの質を落としてしまうこともあるのです。

「動ける身体」をつくるには、鍛えるだけでなく、整える・感じる・連動させるという視点が欠かせません。

ウエイトトレーニングをしているのに「思ったように動けない」と感じている学生アスリートの方へ。

その原因、“鍛えすぎ”ではなく“整えていない”ことかもしれません。


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フィジカルデザインは、スポーツ選手の痛みへの対応だけではなく、スポーツ選手のコンディションやトレーニングについても徹底的に研究しております。皆様のご活躍を応援しております。

フィジカルデザイン

2025-07-17 00:27:00

体幹トレーニングの落とし穴 〜インナーマッスルを正しく鍛えていますか?〜

こんにちは。
広島のスポーツ整体フィジカルデザインの井上です。
今回は、「体幹トレーニングの落とし穴」についてお話しします。

近年、アスリート、学生まで「体幹トレーニング」を取り入れています。
しかし、正しく体幹を使えている方は、非常に少ないのが実情です。

特に、重要な「インナーマッスル(深層筋)」は、一般的な体幹トレーニングでは強化しにくく、十分な関節可動域と非常に繊細なトレーニングが必要になります。

よくある誤解と間違ったトレーニング
「体幹トレーニング = 体に良い」というイメージが先行し、
フォームや目的を理解せずに、やみくもに取り組んでいるケースが多く見られます。

その結果
腕や脚、あるいは腰にばかり負荷がかかってしまう
 バランスの低下、コンディションが悪化
腰痛や関節の痛み、パフォーマンスの低下につながる

といった逆効果の結果を招いてしまっているのです。

「長時間プランク」がもたらす弊害
よくあるのが、「プランクを数分間キープする」ような指導です。
一見すると体幹を鍛えているように見えますが、
このような長時間の静止トレーニングは、大きな筋肉に刺激が入りやすく、関節や筋肉に負担をかけてしまうリスクが高いのです。

また、こうした指導を行っている現場では、トレーニングそのものの目的や理論を正しく理解せずに指導しているケースも多く、選手の故障が多発しても認識できていない場合が少なくありません。

特に学生アスリートにおいては
慢性的な腰痛
股関節・肩関節の可動域低下や痛み
競技中のパフォーマンスの低下

などを引き起こす要因となっており、非常に問題の多い状況です。

本当に必要な体幹トレーニングとは?
本来、体幹トレーニングとは「見た目の筋肉を鍛える」のではなく、
カラダの深部にあるインナーマッスルを正しく活性化させ、安定を保ちながら効率よく動けるカラダを作ることが目的です。それには、専門的な知識と繊細な指導が必要になります。

スポーツ整体フィジカルデザインでは
当院では、アスリート・学生・一般の方を問わず、
一人ひとりの状態に合わせた体幹トレーニングと、コンディショニングも提供しています。

「体幹トレーニングをしているのに効果が感じられない」
「腰痛やケガが増えた気がする」
「正しいカラダの使い方がわからない」

そんな方はぜひ一度、当院でご相談ください。
見た目や流行にとらわれない、“本当に意味のあるトレーニング”を体感していただけます。


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フィジカルデザイン

2025-06-24 00:47:00

トレーニングしているのに調子が悪い?それ、トレーニングの影響かもしれません

こんにちは。いつもフィジカルデザインをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回は、スポーツやトレーニングに真剣に取り組んでいる方に向けて、「トレーニングによる体幹の不安定化」についてお話しします。


スポーツを本気で行われている方の中には、トレーナーからの指導でトレーニングを行われている方もあります。
しかし、トレーニング後においてこんなお悩みはありませんか?

● 身体に力が入って抜けない
● 動きの連動が難しくなり、体幹が使えなくなった
● トレーニングしても、以前のようなパフォーマンスが出ない

というような“不調”を訴える方が少なくありません。
実はその原因、「体幹の不安定さ」にあることがよくあります。

多様なトレーニングをすればパフォーマンスが上がる、とは限りません。
トレーニング=身体能力の向上、と考えるのは当然ですが、トレーニングの“内容”や“方法”によっては、逆に身体の機能を妨げてしまうこともあります。

特に、筋力を高めるための筋トレでは「アウターマッスル(体の表面の大きな筋肉)」が強化されやすい傾向があります。一方で、身体を安定させたり、連動性を高めたりするには「インナーマッスル(骨や関節を支える深層の筋肉)」が重要です。

このインナーマッスルがうまく働かないままアウターマッスルを鍛え続けると、筋肉の緊張が強くなり、体幹のバランスが崩れてしまいます。競技レベルの高い選手ほど、その影響がパフォーマンスに出やすくなります。

不調になりやすいトレーニングの例
● 体幹の制御を無視したトレーニング
● 適切なフォームで行えないトレーニング
● 能力以上に動きが複雑で高度なバランス能力が必要なトレーニング
● 負荷が強く、力に頼ったトレーニング

こんな症状があれば要注意です
● 腹筋の力が抜けている
● 腰の反り(反り腰)が強くなった

● 片足立ちでグラつく
● ストレッチをしてもすぐに硬くなる
● 呼吸が浅い

トレーニング後に起こるこのような症状は、体幹のインナーマッスルがうまく使えなくなったサインかもしれません。

当院でできるサポート
フィジカルデザインでは、以下のようなサポートを行っています
● 姿勢・動作チェックで体幹の使い方を分析
● インナーマッスルの活動を改善するエクササイズの指導
● 関節可動域や筋緊張の改善で安定した体幹を取り戻す
● 競技や目的に合わせたトレーニングのデザイン

トレーニングは本来、身体を良くするためのものです。

しかし、やり方を間違えると逆に不調を生むこともあります。

「頑張っているのに調子が悪い」「どこかおかしい気がする」
そんなときは、一度“体幹のバランス”を見直してみてください。
お困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。


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フィジカルデザイン

2024-12-03 10:07:00

トレーニングの目標と計画は定まってますか

皆様、いつも忙しくさせていただき本当にありがとうございます。
ブログの更新も全くできないような状態が続いておりました。

本日のテーマは「トレーニングの目標と計画は定まってますか」です。

トレーニングを行う場合、必ず目標と計画の設定が必要になってきます。
目標が定まっていなければ、何のためにトレーニングを行っていのかが曖昧となり
漠然としたトレーニングメニューになることが多いです。
(例えば:スクワットやベンチプレスなどの基本プログラムや、ウエイトの負荷を上げていくのみで競技特性が考慮されていないなど)
これではトレーニングの結果が得られないばかりかコンディションは悪化し
パフォーマンスが得られにくくなります。


学生の方でトレーニングを取り入れている方も多くなっていますが
目標が明確でないまま安易なトレーニングの積み重ねによって
なかなかパフォーマンスが向上していかない方が多くみられています。

トレーニングの目標と計画
● いつまでに(例えば3か月後に)
● どのような結果を出すために(球速を向上させる)
● 何を行うか(複数のトレーニングプログラム)
● 結果どのような状態が得られたか

トレーニングを行っていけば必ず何かが変化していきます。
計画を立てたプログラムを実行したことによって
目標通り、あるいは目標と異なる結果が得られたため
さらにプログラムを修正して実行していく
トレーニングにはこのようなプロセスの繰り返しが必要となります。

学生の場合、監督やコーチ、トレーナーなどによって指導されることを
実行していますと言われる方も多いと思いますが
目標としている結果が得られないことに疑問を持つことが必要となります。

スポーツにも頭が必要と言われますが
与えられたことだけを行うのではなく
いつも行っていることを疑問に思い
自ら学んでいくことも必要になってきます。

疑問があればいつでも質問してください。
当店もできる限りサポートしていきますので引き続きよろしくお願いいたします。


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2022-12-03 11:06:00

体幹トレーニングで体幹を鍛えることは難しい

皆様いつもご利用いただき誠にありがとうございます。

本日のテーマは「体幹トレーニングで体幹を鍛えることは難しい」です。

痛みの改善や、コンディションの調整を行っていく中で、体幹の安定性をチェックすることが多々あります。

カラダの重心コントロールが正確に行えるかどうかのチェックになるのですが、多くの方がコントロールできていないことに驚かれます。

「あれっ、いつも体幹トレーニングしてるんですがおかしいですね!」

「これ、今まで体幹トレーニングの意味がなかったということですか?」

鋭い方はご自分で気付かれます。

体幹トレーニングを行っても、コンディションの関係で脚や腰あるいは腕ばかりに刺激が入り

肝心の体幹は全く機能していなかったという場合がほとんどです。

体幹はインナーマッスルでコントロールされるべきであり、大きな筋肉がコントロールに働くとインナーマッスルは活動を弱めます。

強度の高い体幹トレーニングを行えば、しっかりトレーニングされるのだろうと思われると思いますが

大きな筋肉の緊張が強まるばかりで、逆効果です。どんどんガチガチなカラダに仕上がっていきます。

よく「余分な力を抜け」という言葉を耳にしますが、インナーマッスルを活動させるコツですね。

しかし、過剰な緊張が維持された状態から、余分な力を抜くことも難しいですので、

日頃からコンディション調整を行い、インナーマッスルが活動しやすい状態にしておくことが重要ですね。

日常行っているメンテンスですが、考え方や目的によって体幹に最も影響のあるものでもあるのです。



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