痛みの分類

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痛みの必要性

 

スポーツ競技や日常生活、あるいは仕事で生じる関節や筋肉などの痛みの多くは、骨折や靱帯断裂といった重篤な外傷を除き、手術となることはまれです。 

あなたにとって問題となってくるのは安静時や活動中の痛みになります。

 

したがって、あなたが満足のいく状態を獲得するためには、まず痛みを出さないことが重要となりますが、痛みを理解していくことも重要なプロセスの1つとなります。

 

だれもが敬遠したい痛みは、あなたの体を防御するために重要な感覚です。

体を守る警報装置として、選手生命を維持するためには不可欠なものとなります。

 

 

 

1.侵害受容性の痛み

 

あなたの体を傷つける刺激を侵害刺激といい、侵害刺激により発生する痛みを侵害受容性疼痛(しんがいじゅようせいとうつう)といいます。

これらの刺激は痛みのセンサーから神経によって中枢(脳)に伝えられます。一般的に問題になるのは、この侵害受容性疼痛の場合がほとんどです。

 

侵害受容性疼痛の種類
● 機械的刺激

転倒や捻挫、あるいは関節や筋肉などが傷害されて痛みを引き起こす刺激です。

 

● 熱刺激

火傷をするような、熱いお湯の中に手を入れたときに引き起こされる刺激です。

 

● 科学的刺激

炎症など体の中に存在する化学物質の作用により痛みを発生される刺激です。

 

 

 

2.神経因性の痛み

 

神経の損傷や機能不全によって、あなたの身体を傷つけるような刺激(侵害刺激)が存在しなくても出現する痛みです。

 

 

 

3.精神心因性の痛み

 

痛みの原因が身体的に存在せず、精神心理的な要因によって生じる痛みです。うつ性疼痛、ストレス、精神心理的葛藤などがこの範疇に入ります。

 

 

 

参考文献

細田多穂:痛み.理学療法ハンドブック:435-4612002

横田敏勝:関節の病態生理.理学療法,18753-7602001

横田敏勝:疼痛の整理.PTジャーナル,29148-1542001.