スポーツ選手に必要な筋力トレーニング進め方

1a.png 1b.png 1d.png 1c.png

 

1e.png 1f.png 1g.png ah.png

 

bサイトマップ.pngb当店のご案内.pngbスポーツの痛み.pngbコンディション.pngbトレーニング.pngbブログ.png

フィジカルデザイン スポーツ整体 > トレーニング >スポーツ選手に必要な筋力トレーニングの考え方


stockfoto_42487780_XS.jpg

 

筋力トレーニングを始める前に知っておきたいこと


筋力トレーニングは基礎のトレーニング
まず、スポーツ選手が筋力トレーニングを行う上で理解しなければならないのは、スポーツ選手にとって筋力トレーニングは基礎トレーニングであるということです。重力下で自分のカラダを素早く移動させること、例えば「走る・ジャンプする・止まる」「ボール・バット・ラケットなど道具を使う」といった動作を余裕をもって行えるようにするための基礎的なトレーニングになります。


スポーツに必要となる基礎筋力とは
スポーツ競技を行うための基礎筋力は一人ひとりが異なります。あなたの体格やプレースタイル、競技種目によって異なります。筋力トレーニングを行うのであれば必要な基礎筋力の目標を設定しなければなりません。筋力の目標はスクワット・デッドリフト・ベンチプレスなどの大きな筋肉を鍛える種目になります。

関節が動けばパフォーマンスが高まる
筋力トレーニングを行う前には、必ず適切な複合動作が行えるように各関節の動き(可動域)が得られていなければなりません。適切に関節が動くことによって良い刺激が積み重なりパフォーマンスが向上してきます。しかし、多くの方が関節が動かないままトレーニングを行われるためトレーニング効果が得られないばかりか、不適切な動きを積み重ねることによりコンディションを崩す原因となっています。

トレーニング中もメンテナンスは欠かせない
筋力トレーニング期においても、カラダのメンテナンスは欠かせません。を行う前には、必ず適切な複合動作が行えるように各関節の動き(可動域)が得られていなければなりません。適切に関節が動くことによって良い刺激が積

さらにトレーニング期間も同様に可動域の変化に注意してコンディション調整とトレーニングを同時にすすめなければなりません。

最大筋力だけを高めてもパフォーマンスは向上しない
筋力トレーニングを積み重ね、最大筋力だけを求めてもパフォーマンスの向上には直結しません。レーシングカーのエンジン出力だけを大幅に高めても真っ直ぐ走れなかったり、コーナーでアクセルを踏めない、あるいは壊れやすいなど非常に扱いにくくなり他車よりも速く走れません。あなたのパフォーマンスを向上させるためには、重心のコントロールや各部の連動など全身の調和を図る必要があります。

筋力トレーニングの動きとスポーツの動きは異なる
「筋力があればあるほど良いのではないですか」と思われる方も多いと思います。しかし、高負荷の筋力トレーニングの動きで得られた筋力と、実際のスポーツの動きは異なるため、トレーニングの刺激を入れたままのカラダはスポーツパフォーマンスの妨げになります。

基礎筋力が得られたらトレーニングを発展させる
基礎筋力はあくまでもスポーツを行うための基礎筋力ですので、目標の筋力に達したならばトレーニングを発展させなければなりません。永遠と基礎筋力のトレーニングを続けてもパフォーマンスは向上しません。



a関連記事.png
野球肩2.png

野球肘2.png投球フォームとメカニズム.png



野球肩をどのように治していくか


投球動作の中のどこに問題があるのか
野球肩の治療を行うには、その原因がどこにあるのかを特定する必要があります。原因は1つではなく、複数ある場合がほとんどですので、その全てを把握する必要があります。日頃から投球動作の向上を目指し考えておられるのであれば、カラダが動きにくい場所、あるいは投球動作の好ましくない部分を認識されているのではないかと思います。そうした気付きが大きなヒントとなってきます。

基本的な投球動作を学ぶ

当然、肩や腕の筋力を強化して強く振るというような投球していたのでは痛みは軽減しませんので、基本的な投球の知識は必要になってくると思います。今まで投球動作について学んだことがないのであれば、カラダがどのように動くことで投球動作が行われるということを理解していく必要があります。初心者の方は、好きなプロ野球投手のスローモーション動画を見たり、投球に関する本を購入されても良いと思います。また最近では元有名プロ野球選手や監督がyoutubeで投球指導するものなども多数ありますので非常に参考になると思います。

あなたの投球に必要なものは何か
投球動作の基本が解れば、自分に何が足りないのか少しづつでも気づけてくると思います。最初から全部理解できなくても、少しづつの気付きと修正の積み重ねが非常に大切です。それが今後あなたの投球の知識と技術へつながっていくのです。

まずは自由に動けるカラダを取り戻す

痛みの原因は筋力の低下だと考えられている場合、筋力トレーニングを行うという考え方も出てくるかもしれませんが、筋力を強くしてもさらに状態が悪化してしまう場合が多いです。まず、筋力よりもカラダが自由に動く状態が必要です。関節が動きにくければ、ボールの加速を補うために必ず肩の負担が増加してくるからです。そのため、カラダの硬さを認識されている場合、まずはそこを改善していく必要があります。これらは痛みが強く投球が行えない期間でも積極的に行えるため、復帰までの時間を無駄にしないよう取り組む必要があります。

野球肩を改善するために必要な関節の動き
野球肩を改善するためには「股関節、背骨、肩甲骨、肩」のスムーズな動きが必要となりますので必ず改善が必要となります。どこを良くすればいいですかと問われることもありますが、全ての動きが必要です。まずは硬さを自覚されている場所から始めてみてはどうでしょう。しかし、過酷な練習などで長期間使い込んで硬さが出ている肩甲骨や股関節をご自分で調整される場合は容易には進まないことが多いため、時間をかける必要があるかもしれません。

ストレッチだけでなく何でも用いる
関節を動かすようにするための技術はストレッチだけではありません。体操のような動きのある運動をはじめ、ストレッチポール、ヨガのポーズ、負荷の軽い運動など様々なものを用いることができます。すっきりと改善しない場合は、あなたに合うものを選択する必要があるからです。これらもYouTubeなどで「股関節の可動域」などで検索すれば多数出てくると思いますが、全ての可動域に対応したものは少ないかもしれませんので複数集める必要があります。

改善が得られないようであれば専門家に相談する
肩以外の場所にも目を向けて改善をすすめていく場合、行うメニューも多くなり、時間も必要になってくるため思うようにすすめていけない場合もあると思います。早急に練習に参加しなければならないなど、改善を急がれる場合は、やはりスポーツ治療の専門家に相談されることをおすすめします。



野球肩の痛みは必ず改善する


痛みは必ず改善します

病院や接骨院に通われて治療者から「もう野球をやめないと治りません」と言われることもあるようですが、原因があるから痛みが出るわけで、カラダはその異常を正確に知らせてくれているのです。そのため、原因が解決すれば必ず痛みは改善していきます。

また徐々に調子が悪くなる場合
野球肩の対応を行い最初は調子が良くても、徐々に違和感が出てくる場合などは、さらに原因を掘り下げ細かな部分をみていく必要があります。関節の動きがある程度得られている場合、さらに「肩、股関節、体幹などの安定性」といった、動作の基本となる土台作りを行っていく必要があります。

調整しては確認の繰り返し
日頃、練習などで酷使してるカラダはその刺激で変化しやすく、また、体格、練習量、コンディション、日常生活などによって一人ひとりの状態が異なりますので「痛みの治し方」といった特別なものはありません。痛みを改善していくためには「原因を見つけて対処し確認する」といった問題解決のプロセスの繰り返しが必要です。ご自分で対処される方は、ぜひ根気強く続け諦めないでいただきたいと思います。



フィジカルデザインは、プロスポーツ選手と研究を続けているノウハウが豊富にあります。また、貴重な練習時間などに影響しないよう夜間営業しておりますので、ぜひご検討くださいますようよろしくお願いいたします。

 

  

   予約.png